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しんいちくんとかいとくんはとってもなかよしです
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昨日の朝、相方が子供に言った言葉に触発されて書き出したけど間に合わなかったSS。
盗一さんってこんな事言うかな;;
一応隠しています。

七夕の思い出

「今夜は久しぶりに晴れたな。」
「あ、ああ。七夕か。いちいちそんなの覚えてねーし。」
「新一は事件に追われて願い事を短冊に書く暇なんて無かっただろうから今からやってみるか?」
「去年書かされたからいい。」
「あ、そうか。小学生には当たり前だったんだ。去年は何て願い事書いのさ?」
「教えねー。おめえこそ何て書く気だ。」
「じゃじゃん!」
「げ、もう書いてんのかよ。……新一が優しくしてくれますように。新一がもっと愛してくれますように。新一が永遠にオレと一緒に居てくれますように。……おめえ、そんなにオレに不満があるのか。それに、何でてるてる坊主?」
「いや、不満とかじゃなくて……事件になったら構ってもらえないから、つい。」
「それって不満じゃねえのか。」
「だって、事件よりオレが新一の一番で居たいし……。」
「おめえ、そんなの比べる方が間違ってるだろ。オレから事件奪って、優しいだけのオレから四六時中愛してるって優しくされてぇのか?おめえだってキッドであることをやめられねえだろうが。」
「うん……ごめん、言い過ぎた。そう言えばさ、昔七夕の日に親父がロクでもない事を朝っぱらからオレに言ってきたんだ。『今日は七夕だね、知ってたかい?今夜は織り姫と彦星が一年ぶりにHする日なんだよ。』ってね。さすがにオレも呆れて冷たい目で見ちまったけど、『だから笹の葉にはてるてる坊主をぶら下げてあげると喜んでくれるかも知れないよ。』って言われてそれからずっとね……次の年から親父は居なかったし。」
「すまねえ、でもすげぇ親父さんだな、色んな意味で。」
「すごい人だったよ、全ての事に手を抜かなかった。……でも、短冊に願いを書いててるてる坊主を下げても、織り姫と彦星ですら数年に一回は逢えるのに親父とオレは永遠に会えないんだ。」
「快斗、……オレがずっと傍に居てやる。死ぬ時はおめえもちゃんと連れて行くから安心しな。一人でも逝かせねえから勝手に死ぬんじゃねえぞ。」
「ありが……、んん……っ、……ぁ……。」



……お粗末様でした;;


普通の親は子供(小4、♀)に「今日は彦星と織り姫がHする日だぞ。」とは言わないと思うけど、即答した娘も「この前習ったから知っとるもん。」って、ちょっと違うぞむすめ! この前の参観日のはただの性教育……;;

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